114. Winny 支援寄付金1,500万円以上に

Winny動向ウォッチングその2。

金子氏支援のための寄付金
支援寄付金が5月28日15時の時点で14,939,398円のに達しており、現在は確実に1,500万円以上の金額に膨れあがっています。およそソフトウェア開発者からの支援金が多いのでしょうか。この金額は壮絶というか、この数字が圧巻というか。裁判ってどのくらい金掛かるんでしょうね。Winny開発者の味方は大勢居るようです。

Winnyの衝撃(3) 流出文書は回収不能 管理者不在の脅威


下鴨署の交番勤務の巡査がノートパソコンに保存していた犯罪被害者ら11人分の個人情報を含む捜査書類がインターネット上に流出している、と発表した。「ネットから削除したのか」との質問に、府警幹部は「止める要請ができない。誰かが管理している状況ではない」と苦しい表情を浮かべた。

Winny特有のウィルス(通称キンタマウィルス)により、デスクトップに置いていたデータの一切がWinnyネットワークに流出したということです。「ネットから削除したのか」ってオイぃぃぃぃ!!(キンタマウィルスに銀魂ツッコミです。ここで笑うところです。)

うわぁ、もう、あまりにも無知すぎる質問に脱力。でもこれ、実は演技なんですよ? この質問した人はいわば、Winnyに無知な大勢の人間が抱く質問代表なんですよ? この人自体は分かってるんですぅ! とでも思わないとやってらんない。逮捕された金子さんが浮かばれない。


ファイル共有ソフトを長時間接続していて、ウイルスに感染し、パソコンのデスクトップに存在する文書や画像のファイルを勝手に送信されてしまった、とみられている。

Winnyが驚異なのではなく、デスクトップにデータを置く人間が驚異なんですよ。ついでにMSがお節介に用意した「マイドキュメント」にデータを置くのも止めて下さい。マイドキュメントのデータも別のウィルスで流出します、わざわざ流出用フォルダを用意したMSの所為です。自分でフォルダ作って、そこに個人データ置いて下さいよー。

刃物とコンドームは子供の手の届かない場所に。エロ本とコンドームは母親の目の届かない場所に。*1電子機密文書を所持させる時にきちんと保持の方法を教えなかった警察側が悪い。機密文書ですよ?コンドームじゃないですよ?(娘のコンドームを父親が発見したら心臓麻痺するほどの機密文書級ですが、それはまた別のお話)

はっきり言ってそこまでの代物を適当に管理しておいて、Winnyの所為にするのはお門違い。そもそもWinnyのせいじゃなくて、Winnyを利用しかつウィルスに感染していたこの個人人物の所為やん。


調査にあたる警察官らは「流出した情報を削除できないネットが誕生したことは、社会の脅威」「ウィニー開発者の著作権法違反ほう助事件の着手は、鳥インフルエンザの問題で遅れただけなのに、捜査書類流出の仕返しのように言われて残念だ」と打ち明けた。

削除機能は存在しています。鳥インフルエンザはハイテク犯罪ですか。開いた口塞がらず。

基本ソフト「Windows」開発のビル・ゲイツ氏を逮捕
京都府警、ついに天下のゲイツ様に逮捕状の衝撃。


基本ソフトウェア(OS)「Windows」を開発し、付属のブラウザ、メッセンジャー等のソフトで映画やゲームソフトを違法コピーするのを容易にしたとして、京都府警ハイテク犯罪対策室は11日、米国 ワシントン州 レドモンド マイクロソフトコーポレーション 会長 ビル・ゲイツ容疑者(49)を著作権法違反(公衆送信権の侵害)ほう助の疑いで逮捕、自宅や本社など数か所を捜索した。
詳しい話によると、玄関から「警察の者ですが...」という声が聞こえ、ああ私の事だ、ついにこのときが来たのか、と半ば放心状態でPCのマウスをきつく握っていたという。取り調べの際「罪の意識はなかった、便利だからやった」などと供述。

悪ノリしてみました、てへへ。

*1:確実に見つかりますが。全国の母親は日本の秘密警察です。