1356. 小泉超ラッキー伝説

ネット上では兼ねてから「小泉総理は運が強すぎる」という都市伝説がまことしやかに囁かれてきました。小泉総理が追いつめられ、不利になり、罵倒され、叩かれ、一時的に不評が高まっても、最後は決まって幸運な出来事が訪れ、結果的に小泉さんの評価が高まるのです。*1

政治的な背景は抜きにして、あくまで娯楽をテーマに純ちゃんの豪運の軌跡を辿ると、そこには様々なドラマが隠されています。彼が絶望の底から神懸かり的にどんでん返しをする瞬間を、現に我々は幾度も見てきました。(参考:「小泉総理は運が強すぎる」まとめサイト

さて今回も、何かと世間を騒がせたLDメールの顛末を巡り、純ちゃんは余裕の一言です。

「何かピンチになると、逆境に入ると、なんかいい風が吹いてくるんですねえ」

小泉首相ついに己のフォーチュンクエストを認めちゃったよ!

ネットの中でも肯定派と否定派が絶えず口論を交わす中、とうとう本人自ら豪運を仄めかしました。思えばあの事もこの事もこの間のアレ最近のコレも、全部が全部うまくまとまりすぎです。

さながら一話完結型のヒーローアニメなのですよ。毎話新たな敵が現れては、主人公がそれなりの危機を強い、紆余曲折あって最終的に一発大逆転。色々あって日本は今日も平和でした。なにこのチープな昭和アニメ。まるで内閣特殊局が裏で綿密に工作を仕組んだとしか思えない、怒濤の神展開の数々です。


ここで、先に挙げたまとめサイトを読んでいて一番ツボだった『不運/幸運』のエピソードを一つ。

(幸運)首相公邸の前庭にキノコが自生しているのを総理が発見(・∀・)「食べられるのかね?」
(不運)実は麻薬原料種(毒キノコ)ヒカゲシビレタケで(゚д゚)ガッカリ

さりげなく政局と全く関係ない小ネタやん! ここだけ不運オチなところが痺れました。


最後に、現行スレでも面白いコピペネタを発見しましたので、こちらをご紹介して今話幕引き。

それはそれとして永田の自爆は笑ってやろう。ほれ。


第壱話 永田、襲来
第弐話 見知らぬ、ヘッダー
第参話 読めない、名前
第四話 署名、塗りつぶした跡
第伍話 総理、ガセネタの罠
第六話 決戦、予算委員会
第七話 人の捏造(つくり)しもの
第八話 地検、秒殺
第九話 前原、心、重ねて
第拾話 ヒーロードリーム
第拾壱話 情報の闇の中で
第拾弐話 沈黙の価値は
第拾参話 永田、失踪
第拾四話 危機、議員の座
第拾伍話 左派と沈黙
第拾六話 死に至る国政調査権、そして
第拾七話 24人目の犠牲者
第拾八話 政治生命の選択を
第拾九話 時間との戰い
第弐拾話 議員の資質、知性のレベル
第弐拾壱話 ブーメラン、炸裂
第弐拾弐話 せめて、政権準備党らしく
第弐拾参話 鬱
第弐拾四話 最後の党首
第弐拾伍話 終わる民主
最終話 永田町の中心で自爆を果たした永田

今日も小泉劇場は順風満帆。豪運という名の追い風を背にして、快進撃を続けます。

関連サイト

*1:神の振り子効果、ブーメラン効果、リバウンド効果などと呼ばれる。