1198. 女の子が願望するM調教

古来SMなんて単語は痛い汚いなどハードなイメージが付きまとい、まあ一般女性受けしないカテゴリでした。しかし近年、「ソフトSM」なんつー女性ウケを狙った男達の策略が功を奏します。結果SMプレイの一部に関しては、ある程度の市民権を得ました。最近の若いカップルともなれば、「ソフトSM」に類するプレイをしたことがない方が、むしろ稀ではないか。平成の世は高校生も平気でソフトSMの時代です。

率直に申しますと、最近の女の子は同年代の男よりよっぽどエロいので、まずその辺りから意識改善する必要があるでしょう。高一男子と高一女子の経験の豊かさ平均を直視しようものなら、自殺志願者が一桁跳ね上がります。そんな環境下行われた平成のセクシーアンケート「このMプレイはうけてみたい!」ですが、正直言って納得行きません。そう、選択肢のバランスがなってない。

おーけー兄者、ここは分かりやすく解説しよう。まず、SMプレイの本質を「苦痛」「羞恥」「焦らし」「拘束」の四大区分で分類。ここで例えば『蝋燭責め』は熱さの「苦痛」があり、ボディペインティング的な「羞恥」も煽ります。この場合は、一般女性が先入観として感じやすい「苦痛」を優先するものとします。

  • 苦痛
    • スパンキング
    • 蝋燭責め
    • 吊るし
    • 鞭打ち
    • (その他「スカトロ」「首締め」)*1
  • 羞恥
    • 言葉責め
    • 野外露出
  • 焦らし
    • (その他「放置プレイ」)
  • 拘束
    • 首輪
    • 緊縛

この偏り具合に納得いかない! 糸色望した!

これ、明らかにオレ個人の偏見だと承知で書くけどさ。SMもしくは愛撫の最も中核を担う「焦らし」カテゴリが皆無なのは解せない。「M調教」ともなれば重要なのはココでしょう。誰がご主人様か納得させるに、初期から終盤に掛けて必要な一大プロセスがごっそり抜け落ちている。具体的な固有名詞のプレイ名は生々しいし控えるけど、どうしてこんな偏選だよ……と、脱力感に苛まれるのです。

また、M調教ではプロセス終盤でこそ初めて実施すべき「苦痛」カテゴリが最多なのも納得いきません。調教未経験の女の子が「苦痛」プレイをOKするなんて、どんな稀な選択肢やねん! …それでも3%前後いる不思議。さすが平成ギャルは違うね。このアンケートで真に見るべき点は、明らかにこっちだ。そういう意味合いなら非常に斬新な結果。全てが否定的なデータとも言えず、見方によっては興味深いです。


もちろん経験ないけど。*2

*1:女性にとって「スカトロ」に対するイメージは「羞恥」よりも「苦痛」でしょう。

*2:類似ネタ:「561. さーてハウルの動く城でも語ろうぜ」