601. 週刊少年ジャンプ - 02号

今週は体調不良がたたり、感想が遅れてます。時間もないし病み上がりだしで、今回ばかりは無理せず、1漫画数行程度に抑えていきます。

表紙
 銀魂。特別定価240円でも、銀さん表紙なら+10円払ったって構わないや。プチキャラでメインキャラ勢揃いが可愛い&楽しそうです。長谷川さんが地味に乱入してくれて良かった。彼に幸あれ。
JUMP SUPER STARS
 昔はゲーム好きだったので、ジャンプ系ゲームは割とかかさずやってました。メジャーどころのFCの「ファミコンジャンプ」シリーズは当然。GBの「カルトジャンプ」も何度クリアしたか。いや…今ではきっとクソゲーの部類なんでだろうけど懐かしい。
 この「JUMP SUPER STARS」はとても面白そうな印象。見た目的には任天堂の「大乱闘スマッシュブラザーズ」系で、それをジャンプキャラでやってしまう強引さが伺えます。ニンテンドーDSの特色を生かして、下モニターがアイテム欄になってるのが面白い。格ゲーなのにリアルタイムでアイテムを選択使用できるのは画期的。アイテムを漫画のコマ表示で選ばせるのも、見た目的に面白いアイデア
 どんな漫画が登場するんだろうか、これが最大の楽しみ。往来の人気漫画+現行の人気漫画という感じかな。まさか現行のジャンプだけという冒険はしないと思うんですけど…。まさかゲドーとかが入ってたら、土下座の勢いでDSと抱き合わせ予約しますよオレは! いちご100%の参戦って…いったい何で戦うんだろう? ここぞとばかりに真中をたこ殴りしてストレス発散?(最悪) ぜひジャガーさん銀魂キャラは参戦して頂きたいところです。
おしえて! ジャンプフェスタ2005!!
 JFなどのアニメ系イベントみたいなモノには行ったことがないのですが、漫画の原作者がトークショーを行うなどは興味あり。どんな話してるのか聞いてみたい。来年から幕張近辺で暮らすので、次回は遊びに行ってしまうかも? でも、グッズや原画展示には興味ないから、ほとんど楽しめなさそうで心配。
 毎年載ってる気がするJF漫画は、今年も無難(?)にお子様向けハイテンションなテイストになってます。お兄さん付いていけません! そんなことより「フェスたん」はもろに男の子なんだけど、そこんとこどうよ?


今週の感想は簡略バージョンです。(健闘枠、特集枠なし)

1(10) 銀魂
 見開きカラー扉絵は、メインキャラが等身大カラーで決めてくれています。個人的にはさっちゃんと坂本さんの登場が嬉しい。キャラ人気投票、銀さんのトップ奪取は難しそう。男性ファン層の神楽投票と女性ファン層の土方投票で上位が波乱と予想。ビーチの侍Tシャツかっちょええー。本編はギャグ漫画伝統の記憶喪失ネタ。締まりのある顔&善良な性格、というあり得ない銀さんが格好いいデス。そりゃお妙さんも惚れちゃいます。こたつから出現する近藤さんには抱腹。さっちゃんにライバル出現ですね!
2(3) ONE PIECE
 「紙絵」で六式すべてが出揃い。CP9の初期メンバーはロビンを除いた4名。ロビンがCP9正式メンバーなのかは怪しい表現に。CP9の四名は全員六式を会得。個人戦は個性が出ないのでチーム戦での戦闘が濃厚か。カクのメリー号診察に偽りなし。この辺りは自分も含め、各感想サイトさんの予想が見事に蹴られてしまった展開に。本社バトルはタイムリミットがあるので本社で決着は付けず。…情報まとめ+ちょっと分析を含めただけで4行突破。やはりワンピ感想はじっくり書きたいです...
3(2) NARUTO NARUTO-ナルト-
 「木の葉の黄色い閃光」ってなんか臭そう…ご、ごめんなさいファンの方々!! イ、イメージでモノを語っちゃだめスよね、はは。この先生は火影四代目ってことに今更気付いた。50人の敵を(4人の援護がありつつも)1人で片づけるとなると、もはや戦術も戦略もあったものじゃないよ。そりゃ「あいつを見たら逃げろ」って上官から教えられるわな。カカシサイドは順調に目のプレゼントへ向かいつつ。
4(4) ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
 二週連続センターカラー。編集サイドは新連載の売り方針を改めたのかな? 心なしか絵も上達。今週は六氷の過去をチラ見せ。個人的には、一話感想から言ってるけど「六氷の過去エピで泣かせてもらう期待」が、ムヒョロジに寄せる期待の八割程度を締めてます。さて、今後は『エンチュー』との対立メインか。現状、六氷の魔法律はすべて作者の創作(=魔法律は無限数)なので六氷が最強すぎる。だからこの対立、単純な戦闘じゃなく『緻密な知能戦』で描いてくれれば面白さは増しそう。
5(-) BLEACH
 メインバトルが三面同時進行の中、今週の展開はどうか。読者層は先の展開が気になるこの最中、脇キャラの描き込みが増えても…。久保先生はキャラに愛着があるのは分かるけど、これはコアファンのためにコミックス読み切りなどで描くべきで。一般読者には付いていけない気がしてならない。脇キャラの戦闘と死神達の過去話ばかりで、本筋はかなりの間延び。一般読者が本編や主目的を全て覚えていられるか心配。
6(5) ボボボーボ・ボーボボ
 今週は不発ネタが多い印象。個人の趣向の問題なんだと思うけど。一番の原因はサンガリアルールでに部外者が紛れてるって事が痛い。とにかくソフトンさんの活躍が見たいよー。ヤッ君が敵の体内に吸収されてしまったのは笑えました。
7(8) D.Gray-man
 今まで人間とアクマの違いを左目で見分けられたアレン。今度の怪我で一般のエクソシストと同じ立場でピンチに陥り。大槌小槌のイノセンスは、なんだか今までのイノセンスの中で一番ショボイような。今回の話は、初期グレイマンのテーマに沿っていて良い感じだと思います。中盤のグダグダ感が発生しなければ…。
8(7) 家庭教師ヒットマンREBORN!
 ツナの能力はムチ捌き? ディーノと能力が被ってるし、これはかなりガッカリ度合いが高いなぁ。ハルと京子のバトル第二回戦。どうせなら巫女さんバトルにした方が人気は上がったような。どうせなら病室をたらい回しにされて、最後にヒバリ。ヒバリくんはどんどん丸くなってるような気がする。イーピンがヒバリに恋する展開は予想外! どうなる牛ピン支持の方々!
9(1) DEATH NOTE デスノート
 LLサイドに続き、ヨツバサイドも第三のキラの正体に勘付く。奈南川、三堂、紙村が密会の末、ヨツバキラの正体、八人会議メンバーの人選理由、L達と奈南川の接触ばらし、などをネタバレ。今後この三名は火口を切り、ヨツバ再生に尽くすことで結束。個人的には、ヨツバメンバーからあまりにも蔑ろな扱いを受けている鷹橋様に激萌え。今週の火口は完全にLの筋書き通り。このままストレートに決着するはずもなく。次週の大波乱に期待します。
10(11) テニスの王子様
 部長の手塚が帰還。部長代理の副部長・大石とバトルに。手塚と大石は、以前天才手塚と努力家大石の友情エピソードみたいなのが、あったような。さて、手塚ゾーンがえらいことになってます。なんですかその地吹雪オーラは。あのゾーンに入ったら無条件で手塚の得点になるんでしょうか。最強というか、テニス漫画として反則だ! 大石がいなくなったらダブルスのゴールデンペアはどうなるんだろ…。
11(6) アイシールド21
 大筋で先週の予想通り。小結vs水町の第一接触は小結が制するものの、二度目からは水町の反撃に合い、小結が苦しむ展開に逆転。小結にはもう一段階大逆転する見せ場があると思いますので、そちらに期待ですね。さて水町、キャッチはナルトでいうところの『努力の天才』ならぬ『成長の天才』と来ました。これはさすがに、小結がいくら逆転の発想を得ても、それさえも攻略されそうな雰囲気。小結はますます窮地に。
12(13) こちら葛飾区亀有公園前派出所
 毎年の年末定番、ボーナス争奪戦。今年の両さんは寿司屋の収入が多そうだと思っていましたが、まさかここまで荒稼ぎしていたとは。商店街の人達にいつになく善良な気遣いをする両さん。こんなの両さんじゃない……!! 昔に比べてずいぶん丸くなった気が。これ絶対アニメ化の影響。子供達の視線が両さんに集中しすぎて、昔のような悪行三昧の両さんが描けなくなったんだ、秋本先生。
13(12) Mr.FULLSWING
 今週も無駄なギャグページを省き、とても熱い野球(?)漫画を見せてくれます。この路線のまま進めば、打ち切りだけは回避できるような。シリアス展開が終わればグダグダギャグページも復活してしまうのは惜しい。さて蛇神先輩、眼力でどんな球も打ちこなせる最強キャラのため、最終決戦前に切られてしまい…無念。なんとか繋いだ末に、牛尾先輩の見せ場がショボイよ!
14(-) キノコ島の奇跡(読み切り)
 15年くらい年代の差を感じます。ストーリーも絵柄も、確かに完成度は高いんだけど。残念ながらWJの色じゃない…。あるいはもう少し低年齢向けの漫画として載せた方が売れるんじゃないかな。15年前なら少年漫画だったろうけど。今と昔の少年漫画にこれほどのギャップがあるとはなぁ。音の漫画三部作だそうで。「実はそれ以外にネタのストックがない」という罠でなければいいのですが。
15(18) 武装錬金
 人工生命・ホムンクルスの存在は人食習性があった。その存在を殲滅するのが戦団。だから戦団は正義だった。しかし今回の話は、戦団の正義を根底から覆すテーマになっている。つまり、ホムンクルスの人食習性は矯正できる可能性があること、戦団の中にはホムンクルスを食す人間が居ること。ホムンクルスを絶対的に憎む斗貴子さんがこの事実に直面、かなり熱い展開。ところで最終ページ、パピヨンはあの状態から核金を直接破壊したの? 絵的には表現されていなかったのでかなり微妙。
16(14) いちご100%
 「今まで考えていた東城への想いまでもウソになるじゃねーか!」って真中さん、何を今更。あなた今まで毎週同じ事してきたじゃないですか。やはりメインヒロインの東城がコクった事で、いちごのシナリオは『お色気停滞期』を抜けたのでしょうか。いちご序盤のような爽やかなラブコメ旋風を再び巻き起こして欲しい。終盤を一気に駆け抜けて最終回を向かえて欲しい。東西南北の結集には笑っちゃいました。
17(16) 未確認少年ゲドー
 フェニックスとドラゴンの秘密は水と火の生命体。スケールがでかいだけに、そのネタバレには意表を突かれました。『種全体を愛する』心理も、人間が犬猫を愛でるものと比喩して分かりやすくまとめてくれましたね。余談ですが、岡野先生の親子動物絵はめちゃめちゃ可愛いスよ! 泣き別れ村の人々(?)を救っても、密売結社関連の話で続きそう。とりあえず、まだしばらくは安心ですね。
18(17) WaqWaq
 古問書が漫画なところに笑える。でも、数千年後の未来には今の漫画も古問書のような扱いになるんだろうなとしみじみ。先週の展開を見て、残り話数は「一防人一殺」だと思い込んでいたのですが、水の防人ノールさんは顔見せで維持しました。見た目は女の子なのに男です。こうした描写は全部ひっくるめて「神田作戦」と名付けましょう。元ネタに触れちゃいけないぞ。大切な人を救うために戦う、うわぁーまんま蓮だよ!(分かる人だけ分かれ!)
ピューと吹く!ジャガー
 今までのジャガーさんは、ピヨ彦をからかうために狙って不振な行動を起こしていたのかと衝撃を覚えました。天然だと信じていたのに…すげえショック。「花火」というネタでボケると宣言したジャガーさんをやりすごし、一人ウォークマンでノリノリなピヨ彦の姿にはお腹が痛かったです…。確かにジャガーさんにとっては、これ以上ない悪夢だ。


大河ドラマ新選組!」が終了しましたので、次週からはWJ感想の更新日が早まると思います。とは言いつつも、年内は予定が詰まっていてなかなか更新できない可能性もあり…。来年からはWJの管理体制が変わるかもしれません。

いずれにしても、来年度はもっと早い時期での感想UPを目指します。よろしくお願いします。