075. Winny 開発者不在のバージョンアップ

Winny開発者が逮捕され、Winnyファイル発信元の特定可能になり、Winny開発者の支援団体が「freekaneko.com」を開設し、その支援団体が集めた支援金が現在までに総額800万円以上に達し、何かとネットを騒がせ続けるWinnyに新たな展開。

▽ 開発者不在のWinnyに“新バージョン”が登場
つまり、開発者を逮捕してもツールは生きながらえてしまったのです。これでは開発者・金子氏を逮捕した意味が皆無状態。皆無どころか、CD-RやDVDプレイヤーなどを開発するアプリ屋にとっては、そうしたアプリ開発自体が罪になる可能性も出てしまいいい迷惑になっているようですが。
Winny自体の話題に戻って、今後のWinnyはROでいうBOTツールのイタチごっこのような展開が待っています。解析→ツール改造→解析→… の繰り返しになるのは明らか。実際には、この繰り返しが起こる前に、もう一段階新しい展開が待ってると思いますけれど。この先は次世代P2Pツールの普及か、Winnyツール差し押さえか。まだまだWinnyニュース傍観の旬は続きそうです。