1383. 先行感想 - ONE PIECE 第403話「Mr.騎士道」

タイトル「Mr.騎士道」とは裏腹に、どこのエロ漫画かと勘違いしそうな今話。カリファとナミさんは、機敏に動くと危険が伴います。尾田先生は「見えないカメラワークの天才」ではないでしょうか。


扉絵連載
扉絵連載もいよいよ佳境。「気分が乗らねえ」のはクロコダイルとMr.1の二人だけ? 他の皆さんは脱走しちゃったみたい。果たして気分が乗らない訳は? クロコダイルも「漢」だったってことか…。クロコダイルほどの悪役が復帰してもきっと噛ませ犬扱いでやられるよね。今週でフェードアウトの方がずっと、格好いい姿のままで居られると思います。


サンジの騎士道
女性は蹴らないの信念を貫き、相手を根負けさせて勝ち抜く戦いを選んだサンジ。その姿には感動すら覚えるけど、同時に甘さが際立ち格好悪い。女にデレデレするかっこ悪さとキモい表情、そのダメっぷりこそ、サンジの魅力にして持ち味なんでしょうね。普段の「ダメっぷり」があればこそ、締めるトコはキッチリ格好良くなるギャップが際立つのだ。

大方の予想通り、カリファに撃沈。どうせなら一撃も攻撃を与えず実力差を見せつけ勝利するくらいの根性勝負を見せつけて欲しかったなあ…。今回のサンジ、いいとこなしで終わるとは思えない。ナミさんの言葉に感化されてもう一戦、誰かと闘るじゃないかな。


カリファの能力
胸元がどんどん肥大化して気持ち悪ッ! BLEACHの松本か夜一の如く虚乳(ありえない乳の意)になってます。サンジが踏み潰し攻撃で威嚇したシーンなど、もはや服を描いてないですから。尾田先生はそのうち、バトルに見せかけた性描写に走りそうだ。小六男子が性に目覚める前にサンジが負けてよかったかも…。カリファの悪魔の実の能力は「ハラハラの実」だ! ハラスメントにハラハラ!

ガラスのサンジから察するに、触れる者みなガラスに変える「ガラガラの実」の能力者かなあ。そうなると、ガラスのサンジが上空から落ちて粉砕しないのは納得行かないけれど…。


いけない!ナミ先生
わざわざスカートの中が見えないように気遣いながらも、応えてスカートの中が見えそうなアングルばかり多用する尾田先生。どっちだよ!裏を返せばつまり、ナミさんのスカートの下は何者の攻撃も受け付けない無敵地帯じゃないのか? 両足、両手、首と五つの部位を完全拘束。今度こそ貞操の危機。突き殺せクマドリ!

クマドリのセリフが遠回しで読みづらいので、ここはオレが翻訳しておきますよ。「ナミさんの真っ赤にいとしい花弁を突き殺して散らすのが、私の義理人情である」と宣言したのでした。敢えて言おうぞ、「突き殺す」という殺し文句がひどく猥褻であると!


建物崩壊伏線・その2
ナミ・チョッパー・サンジが終結したのは司法の塔1F。対してカリファが居る4Fは、真っ二つに斬れた建物の上層部です。カリファvsナミの一戦に限って予想すると、ナミの最大のピンチで塔が崩壊し危機を免れる、といった伏線消化が起こりそうです。

ルフィのギア・3の衝撃で塔の上層がズレる描写が面白い。今度は何が引き金でズレるのか、今から楽しみです。


ギア・3
ルッチとの決着より一足早くギア・3のお目見え。一瞬だけどギアだからか、以前ほどルフィに疲労の様子はありません。ルフィのギア・3は分厚い鉄の扉すら破壊する威力。この演出で、CP9の『鉄塊』など易々と粉砕できることを暗示します。

”親指を加える仕草”はギア・3のトリガーになる模様。ラスコマの小型化は、察するに「加熱状態にあったゴム」が冷却化され、反動で収縮したのでしょうか…。

ギアの仕組みは「心臓をゴムポンプ化して血の巡りを早くする」と、以前に予想しました。その結果ルフィは、全身を加熱・加圧しているのではないかと。樹脂の中には加熱・加圧することでゴムの弾性・軟度が高まるものがあります。ルフィのゴムもまた、血流を早めることで全身のゴムを高温化し、高威力の迫撃を繰り出しているのでは。

おまけ
久々のおまけは、あの漫画とコラボレーションで。今日の感想は、これ作るだけで力尽きた。
エロ江口
いろんな場面がツッコミ待ちで、何本突っ込めばいいのやら。第403話は後の世、長きに渡って語り継がれる一本に違いない。