1104. ときメモオンライン空襲、今日にも本格化

ゲーム会社大手・KONAMI社が手がけるMMO型学園コミュニティ・ゲーム、『ときめきメモリアルONLINE』が一部ファンの間でパニックを呼んでいる。

同タイトルはインターネット上の仮想世界で多数の人々とコミュニケーションを取りながら、学園生活を体験するゲーム。この冬12月1日から本始動の予定で、先日クローズドβテストの参加者をインターネット上で一般募集した。抽選に当選した者には、1ヶ月間無料で同タイトルを先行して楽しめる「テスタ用ゲームDVD」が配送される事になっていた。

しかし当日(=22日)、同タイトルのテスタ当選者らから笑顔が消えた。同社があまりにストレートな包装でゲームDVDを配送したため、多くの家庭で突然の惨劇を招く形となったのだ。

ときめきメモリアルONLINEは地雷だった
封筒には大きく『Boys'&Girls' 学園コミュニティゲーム』の煽り。社会人男性に突き刺さる妻子の冷淡な目線のそれは想像を絶する。

これにより「家族にもろ白い目された」「リビングで母親が神妙な顔して座ってる」「母親の口から『秋葉原の人』というワードが出た瞬間居た堪れなくなった」など苦情が相次いでいる。中には「俺がコナミに何をした…! もう終わりだ…!」と怒りに身を震わせ落胆する人も。自宅に配送するのはDVDだけでよかったのに、当選者の『秘密の趣味』まで配送してしまったわけだ。

被害者は主に、家族と共に暮らす独身男性(大学生〜社会人がメイン層)、学生を遠のいて久しい30歳前後の妻子持ち男性など。一方、同じ当選者でも女性の被害者は少ない様子。

「お隣さんが届けにきた」「家族が居るからわさわざ職場の住所にしたのに」など、同タイトルの包装は家庭外にまで波紋を広げている模様。23日現在もゲームDVD配送の勢力は拡大する一方で、被害者らの安否が気がかり。

− 2005年9月23日(木) 09:00 SnowSwallow通信 −


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