1706. ToLoveるに今後登場しそうな10の発明品

夏ですので、週刊少年ジャンプToLoveるに今後登場しそうなララの発明品を予想してみました。

ぎらぎらライトくん
 懐中電灯のような形状で、そこから発光されるスポットライトを浴びると、皆からギラギラと注目を浴びます。常に注目を浴びていたい沙姫あたりにスポットを当てて、その後「恥ずかしい格好になる→みんなからギラギラ見られる→羞恥心に打ち震える」コンボを決めればいいんじゃないかな。
えぬえすマグネットくん
 S極とN極の二つのアイテムを別々の人に持たせると、くっついて離れなくなります。ダブルアーツ的に「トイレどうしよう!」「お風呂どうしよう!」的に悶々とすればいいと思います。
ぐんぐんグローくん
 一定時間10年後の姿になる、いわゆる「10年バズーカ」です。オトナの女に変身ネタは一度も使っていない本作では、このアイテムがいつ登場しても不思議はありません。…と思うのですが、ジャンプって『妹キャラ』ブランドが根強いみたいでして。案外、イメージを崩すから成長描写を避けているのかも。ララの発明品ではなく、御門先生の怪しげな新薬として登場する可能性が高いとも思います。
すやすやドリームくん
 相手の夢の中に入り込んで好き放題にヤっちゃうアイテム。夢の中なのでナニをヤっても実害がないということで、いよいよ少年誌の壁をぶち破るときこそ、この発明品が登場するのではないでしょうか! ないですよね!
ぎりぎりシャッターくん
 ひとたびこのカメラを手に取ると、持ち主の意思とは関係なく、被写体の乳首がギリギリ見えるか見えないかというベストショットを狙ってシャッターを押してしまう優れモノ。オレは何を書いているんだろう。
どきどきマイクくん
 このマイクを通して命令した言葉は、誰もが服従してしまう危険なアイテムです。リトあたりがこのマイクを拾っても、彼は正義感に熱い紳士なので悪用はしないでしょう。思い切って敵(敵?)の手に渡ってしまうのが面白いと思います。
らくらくコピーくん
 対象者と瓜二つの姿に変身できるアンドロイド、いわゆるコピーロボットです。対象者と正反対の性格になる欠陥があったりすると面白いかも。超エロいリトが暴れ回ってくれると、全国の小中学生は大悦びではないでしょうか。少年誌では表現できない事件を起こしそうで、倫理的な問題が付きまといますが。
むらむら性欲ん(せいよくん)
 ごめんなさい。「性欲ん」って言いたかっただけです。その名の通り、男子が「村起こし」をするんだと思います、性的な意味で。この溶液を浴びるとムラムラが我慢できなくなり、あのリトでさえ積極的な行動を起こしてしまうという…。一番ネタっぽいのに、一番ありそうだと書いてて気付きました。
すけすけ目薬くん
 なぜか都合よく衣服だけが透けて見える眼鏡です。実は今回のネタ、5月のゴールデンウィーク中にネタ帳へストックしていたのですが、当時真っ先に思い浮かんだのが『すけすけサイトくん』という眼鏡アイテムでした。その後、本編で本当に『すけすけゴーグルくん』が登場してしまうアクシデントが発生。今回はチョット捻って「目薬」にしました。ToLoveるって稀に、過去の発明品がグレードアップして登場しますからね。
ばくばくスライムくん
 なぜか都合よく衣服だけを溶解できるスライムです。(中略)先週登場してしまうアクシデントが発生。『とけとけスライムくん』という名前で予想したのですが、敵の武器だったのは肩透かしでした。というか、よく考えたらララが「なぜか都合よく衣服だけを溶解する発明品」を開発するメリットはゼロだね…。

矢吹健太朗先生×長谷見沙貴先生×担当編集は、おそらく月一で『ララの発明品会議』とか開催してるんですよ。はじめの5〜6本程度なら、アイデアは簡単に出てきます。ですが「ありがち」とはいえ、それを思い出したり発想するのは意外と難しい。普段から古今東西のちょっとエッチな漫画・アニメを囓っておき、随時、ネタ帳にメモる位しておかないと、なかなか思い浮かばないものです。


この他にも『エッチなありがちシチュエーション会議』『エッチなありがり萌えキャラ設定会議』とか開催してるんですよ。みんなToLoveるの「ありがち発明」「ありがちシチュ」を腹の底では馬鹿にしてるかもしれないけど、これは結構苦労するものです!

1693. オレ達の戦いはまだ始まったばかりだ!

月曜日の午前に入稿いたしました。あの長い戦いにも、感動の終止符(ピリオド)が…!

先週の一週間だけで消費したリポDは1ダースでした。タウリン2000mg×12ってどんだけエネルギッシュな内職ですか。ですが、本当の戦いはこれからです。何といっても「本番」は8/15当日の即売会ですし、それまでは告知ページを本格的に更新しなきゃ。

オレ達の戦いはまだ始まったばかりなのでした。とりあえず、三ヶ月分も溜まってるジャンプスクウェアを読破しないと! 夏コミ前にはジャンプ感想もしておきたいです。

1692. 表紙にまつわるこぼれ話

本来ならば、先日の日曜時点で入稿が完了しているはずでした。昨日・今日には、悠々とジャンプ感想などをたしなむなどして、同人誌の宣伝も併せて更新するつもりでした。

こんなハズではなかった……。(今晩もタウリン2000mgを注入しながら)

代わりといってはなんですが、表紙が完成しましたのでここに発表いたします。告知サイトにはもっと大きくて詳しい紹介があります。気になる方がいらっしゃれば、告知サイトも併せてご参照ください。

今回の表紙もid:ioliteさんは本当に頑張りました。なお、各人物の表情に関しては、当方が極めて厳しく監修させていただきました。表紙のテーマは「もう打ち切られたくない!」です。


代表的な進言(一部抜粋)

  • 「月島さんの瞳に反抗心が宿ってない! 唇も噛みしめて、もっと悔しそうに!」
  • ユンボルに焦燥感が足りない! そんな事じゃこの企画、打ち切られるぞ?」
  • 「明神の表情はもっと、肋骨が折れちまった雰囲気を醸し出すんだ!」
  • 「ヒロムはデフォルメ顔だからぐぬぬ画像を参考にするといいぞ!」
  • 「山本さんは、キャンディを舌と唇だけでいやらしく嬲らせて! 飴の色も赤黒く!」
  • スピンちゃんは笑顔を崩さないから、逆手にとって懇願した表情でいこうぜ!」
  • 「普段から無表情なチーフは、グッと我慢して堪えている表情がベストだな!」

絵が描けないのに横から口だけ出すヤツって、最っ低のクズですよね。

1691. 頑張った私へタウリンのご褒美(笑)

短い睡眠時間をタウリンでカバーして同人誌編集に励む…! はい、超絶に修羅場のタウリン男子(笑)が来ましたよ。多分、同人誌作ってる人には、今日辺りが疲労のピーク日じゃないんでしょうか。タウリン男子(笑)とタウリン女子(笑)のみんな、負けるな! 超眠気に負けるな!

もはや「頑張って!」なんて安っぽい応援はいたしません。あなたの残りの気力・体力で、あなたなりに最高のクオリティを、その紙面へありったけ入魂してくださいね!

元ネタはかなり古いのですが、うちは現状こんな感じです。

(前略)同日製作中の同人誌「週刊少年打ち切りジャンプ」内を編集していた模様で、入稿を待ちわびた打ち切りジャンプ編集部が目の下にクマを作った。一番乗りを果たしたのは、SnowSwallowから来た男性会社員、Yukimiさん(27)。パソコンの前に何度も足を運ぶ大ファンで、前日は午前7時から編集22時間。担当した4個の企画は「ほとんど一人で編集しちゃいます」と、やっと手に入れたタウリン(2000mg配合)を笑顔で見つめた。


『週刊少年打ち切りジャンプ』は、8月中旬に東京ビッグサイトの同人誌即売スペースに出店を予定。今後三週間で数百部を印刷する計画で、打ち切りマンガ愛好家からブーイングを巻き起こしそうだ。

タウリン2000mg配合(笑) ←まだ30ページ残ってる(笑)

1690. 週刊少年ジャンプの超企画同人誌『初』発刊の告知

こんばんは、梅雨も明けて夏休みも始まり、夏まっさかりですね。せっかくなので夜空の流れ星を探して、両手を組みながら願掛けしてみたんです。

ねがいごとはもちろん『今まで共に戦い、共に励まし合い、肩を並べながらここまで歩んでいた、ジャンプ感想書きの人達が一致団結しますように…』と。そしたらお空の星座たちが、なんとオレのねがいごとを叶えてくださったのです!

初

ありがとう! 満天の夜空に輝く36つの星座さま! ってムーさんの同人誌じゃねえか。はいこのパターンはこの辺にしまして、この夏、ムーさん主催の同人誌『初』が発刊されます。上のバナーをクリックしてくださいませ。

当方はテキストメインの『ジャンプ脳診断』で参加しました。濃厚なジャンプ読者が一般生活でいかに空気を読めていないかを、かんたんに診断できます。さてさてあなたはどのタイプ? 診断の結果は『初』本誌にて!!*1

お得すぎるだろこの本…という温度で、現在もムーさんは鋭意編集中です。『初』も『週刊少年ジャンプ』も今のところ、夏コミでの配布のみを計画しています。8月15日は、ぜひ夏コミに足を運んでくださいませ。

配布日をお楽しみに!

*1:というか絵描きの参加者が華やかなので、自分なんて日陰者ですから。みんながスゴイ!

1688. 『週刊少年打ち切りジャンプ』発刊の告知

こんばんは、七夕の日ですね。せっかくなので短冊に願いごとを書き入れて、竹に飾り付けてみたんです。

ねがいごとはもちろん『2000年から2008年の打ち切りマンガが復活しますように…』と。そしたらお空のお星様たちが、なんとオレのねがいごとを叶えてくださったのです!


468

ありがとう! 織り姫さん! 彦星さんってツギハギとユンボルじゃねえか。はい小芝居はこの辺にしまして、この夏、同人誌『週刊少年打ち切りジャンプ』を発刊します。一足先に同誌の告知サイトを開設しました。上のバナーをクリックしてくださいませ。

告知サイトでは今後、『週刊少年打ち切りジャンプ』の情報を徐々に発表していきます。継続的に更新しますので、興味がありましたら時々でも覗いてみてください。メジャータイトルはもちろん、マニアックな作品もざっくり掘り返しています。

誰が得するんだこの本…という温度で、鋭意製作中です。まだまだ隠し玉は盛りだくさん。発売日まで少しずつ更新しながら、追って発表いたします。

1686. オトナファミの『SKET DANCE』インタビュー

現在の週刊少年ジャンプの中で、頭一つ抜けてお気に入りマンガが、この『SKET DANCE』です。赤マル掲載時から連載を心待ちにして、篠原先生情報を追っかけていましたし、他のマンガと違い思い入れも一層深いです。

SKET DANCE 4 (ジャンプコミックス)

SKET DANCE 4 (ジャンプコミックス)


近頃は、毎週ジャンプを買う度に打ち切りか否かでヤキモキして、精神力が磨り減っていますけれども。今週の表紙とかは心臓に悪すぎた。しかしアレさえも、篠原先生流の『読者を騙す企み』の一つだったと思います。オチが表紙と繋がってるのも、芸が洗練されていてお上手ですよね。

おっと、今回はマンガ感想じゃなくて、コッチの話題です。

2008年7月号オトナファミで、昨年に続いて二度目となる『NEXTブレイク漫画 青田買い! ランキングBEST50』のが発表されました。これに『SKET DANCE』が第10位にランクインしています。なお、『初恋限定。』が第31位にあることからも、オトナファミのランキングとWJ本誌の人気には、関連性はないと思われます。

オトナファミの読者層から勘繰るに、『SKET DANCE』も『初恋限定。』も、玄人好み(大人の漫画好み?)の作品なのでしょう。本誌の状況を見る限り、喜んでいられる状況じゃないってコトです。覚悟はしているけれど、さすがに今回こそ、打ち切り回避は難しいだろうなあ。…また話題が逸れてしまった。

この記事中に、篠原健太先生へのインタビューがありました。WJの連載作家が、連載中に他出版社の他誌でインタビューを受けるのは、極めてレアケースなことと思います。『オトナファミ』という、マンガ雑誌と競合しない雑誌だからこそ実現したのでしょうか。

インタビュー内容はそれほど長くないですが、気に留まった部分を取り上げておきます。

ボッスンは自分の分身のようなもの

ファンの間では語りぐさになっていますが、主人公・ボッスンは篠原先生の人物像とカブって見えるんです。きっと自身を投影した主人公を描いてるんだと思ってました。小ネタやツッコミ、セリフの節々からもそれを感じます。公式発言でご自身から認められているのを見て、微笑ましく思いました。

器用さだけが取り柄とか。主人公以上に目立つキャラが登場するとヤサグレるとか。絵が異常にウマいとか。肝心なところでヘタレちゃう精神力の脆さとか。そういったキャラクタの特徴までも、篠原先生っぽく読めちゃうのですけれれど…。どうなのかな?

漫画家になろうとしたきっかけは、勤めていた会社を辞めようとしたとき

元サラリーマンだったとは! デビュー作は2005年赤マルの『レッサーパンダ・パペットショー』でした。この作品も覚えています。この主人公が、ボッスンの原形(髪型が類似)なのかなと勘繰ってました。篠原先生”らしさ”ともいえる特徴、読者を騙す『トリック』もこの頃から健在でした。

子供の頃から絵が描くのは好きだったので(中略)具体的な努力はほとんどして来なかった

く、くそう! なんてエリートな発言を!SKET DANCE』の売りの一つに「七色の絵柄」があります。アレをデビュー前から会得していたと思うと、学生時代はもちろん、社会人時代にも絵を描き続けていたのかなと。その才能に嫉妬します。

同時に思ったのは、今現在、Web上や同人などで絵や漫画を描いて活動されている社会人の方も、篠原先生と同様のチャンスがあるってコトなんですよね。ちょっとしたキッカケから漫画家としてデビューして、とんとん拍子でアシスタントから連載作家に成り上がるという。漫画家への道ってすごく遠いように見えて、実は身近なのかもなあと思った次第。

連載が始まってからは、生活スタイルがかなり変わりましたね。週刊誌連載なので漫画漬けの毎日です。

自分も今、チョットした原稿作業に追われているので(マンガじゃないけども)、このコメントは共感できる部分があります。本を作る作業ってものすごく手間暇が掛かるし、アイデア一つひねり出すだけでも、相当の精神力を消費します。

こと『SKET DANCE』は、高密度・高濃度のギャグコメディマンガ。しかもキホンは一話完結型。原文ではサラッと流してますが、壮絶な日々だと思います。一つ言えることは、「漫画漬けは、絶対に楽ではない!」という…。

( 『SKET DANCE』は)自分の持ち味は「コミカルな部分と読者を騙そうと企むところ」と気付いたことで生まれた作品です。

この辺りは、読者の見解(少なくとも自分は)と一致しています。篠原先生はそういう目的で作品作りしてるんだろうなと、ビシビシ伝わってくるモノがありますよね。加えて言うと、『多彩なタッチでイラストが描ける』『奇抜なキャラクタ造形』あたりも、篠原先生ならではのウリだと考えます。

特にキャラクタ造形に関しては、こんなアホキャラ(褒め言葉)を量産できるからこそ、一話完結型のコメディが務まるのです。『SKET DANCE』は奇抜な事件や、妙なイベントなんか無くなって、部室でウダウダやるだけで楽しいんですよ。それは偏に、各キャラクタからそれぞれ異なった魅力が溢れている賜物です。

コメディタッチでたまに学園探偵的なノリにしたいという思いもありました。

といいますか、そもそもボッスンの『特技は集中力』というネタは、「学園探偵的なノリ」あってこその能力だったんですよ。それがコメディタッチ重視になったモンだから、ボッスンの能力は見事に空振りし続けて、現在に至ってるわけです。

それがボッスンにとって美味しい結果になったところまで、篠原先生の計算尽くなのかどうか気になります!

学園ものなので、ゆくゆくは行事関係のネタもやりたいです。

行事関係に手を出すと、やはり中編から長編を意識されるのでしょうか。ピクシィ見つけたの黒歴史の件もあったことですし、しばらくは短編を続けて、そっとしておいてほしいですが…。一方で、部室から離れての修学旅行や海合宿など、舞台背景を一新してのイベントを読んでみたいという欲求も高いです。

女の子キャラも多く、夏も近いことですし、週刊少年ジャンプですし*1、海イベントは鉄板かなあ。学園モノだから学校のプールを使って終わりそうな気もしますけど…。

たまには番外編も。

新キャラが溜まってきたら、そのキャラの意外性を見せるための劇中劇なんですよねコレ。レはアレで、学芸会的なノリで傍観することにしています。内容は本編よりも飛んじゃってて、やたらと高密度・高濃度ですし、申し分ないです。次は冬頃かな?

そして、やっぱりメインキャラの過去編、これを書く日が来るのを楽しみにしています。

このインタビューを受けた頃は、スイッチの過去編に差し当たった頃だったのでしょうか。ヒメコ過去編、ボッスン過去編、そして三人の出会い編。まだまだ隠し球がありますし、今後が楽しみな作品です。打ち切りを回避できればの話なんですけれど…。


SKET DANCE』の連載が始まった第一回から、「ああこれはアニメ化まで行けるな!」とか余裕で思ってたんですが、今や生きるか死ぬかの境目。ムヒョロジにしても、エム×ゼロにしても、ことごとく自分は「選定眼」がないのだなあとガックリきます。

来週から新連載の波が来ます。どうかこの記事が最後の『SKET DANCE』特集になりませんように…。


【要注意】当方は打ち切り情報を極めて嫌う質の人間です。悶々とする期間を含めて週刊少年ジャンプを楽しんでおりますので、どうかネタバレコメントはご容赦ください。*2

*1:ジャンプマンガの水着イベント率を舐めちゃいかんぞ!

*2:打ち切りを知ると、そこから物語を逆算できるから、商品価値が下がっちゃうのです。